救命講習会を開催しました。(R2.11.26)
11月26日(木)13:30より,救命講習会を開催しました。
講師として,古川消防署 救急係様をお招きし,「心肺蘇生法及びAED使用方法について」ご講義いただきました。
これまでは新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から,こうした講習会を開催できずにいたとのこと。
この度は,感染症対策として検温を含む健康観察,手指消毒,十分な間隔の保持などの条件を満たした上での受講となりました。
まずは,救命処置のガイドラインを配布された資料で確認。驚いたのが,「顔と顔を近づけ過ぎない」「胸骨圧迫を開始する前に,ハンカチやタオルを,鼻と口に被せる」など,感染症対策の記述が追加されていたこと。こんな所にも新しい生活様式がきているんですね。
そして模型を使って流れに沿って救命処置を体験。
▲胸骨圧迫の様子。きっちり青いタオルを被せていますよ。
1分間に100~120回,約5㎝沈み込む強さでの作業。
30秒に区切って行いましたが,それでも息が上がる大変な作業を体感しました。
大変な作業だからこそ,ガイドラインにある「大声で応援を呼ぶ」ことで,交替しながら行うことが大事なんですね。
(後で伺った話によると,講師の方はやむを得ず何十分も一人で作業し続けたことがあるとのこと。さすがプロですね・・)
▲AEDの使い方を体験。本物さながらにガイド音声が流れるから,緊張しますね。
救命処置の手順を完全に把握はできなくとも,「あのときやったな」と心のどこかに残っていることが大事なんだろうと感じました。
古川消防署 救急係様,ありがとうございました。