倫理綱領

1.社会福祉法人宮城県社会福祉協議会倫理綱領

私たちは,今,この時を生きています。「この時」は,だれにとっても,たった一度きりの人生であり,しかも一人ひとり,個性のある大切な命です。
私たちの仕事は,かけがえのない,ただ一つの命を守り,育んでいくために必要な支援,しくみを創りながら,このことが,普遍化された福祉となり,様々なハンディキャップのため社会的に弱い立場にあるどのような人をも支えていけるような社会のしくみに変えていくことです。
この倫理綱領は,すべての福祉サービス利用者(以下,利用者という。)が,そのサービスを利用する過程において適切なサービスが提供され,かつその上で尊厳が侵されないよう,利用者の人権,権利を明確にし遵守するために,宮城県社会福祉協議会職員(以下,職員という。)の行動規範の指針として制定しました。
私たちは,「命を守り,人として人を支える。」この仕事を誇りに思い,利用者一人ひとりの特性に配慮しながら,援助技術の研鑚に努め,自立と社会参加を推し進めていきます。

2.倫理綱領に基づく具体的行動計画

私たち宮城県社会福祉協議会職員(以下,職員という。)は,福祉サービス利用者(以下,利用者という。)の人権・権利を明確にした上で,職員の行動規範の指針として「倫理綱領」を制定し,これを遵守するものです。
また,様々なハンディキャップを抱えて生活している方々が,いかにしたら自分が望む豊かな生活ができるのかを考えていかなければなりません。そしてハンディキャップを意識しないで生きていける住みよい社会の創造のために,地域社会の住民の皆様と協力し合い,助け合い,その実現に向けて取り組んでいきます。

「倫理綱領に基づく具体的行動計画策定にあたって」をもとに,各部署・各施設の実情に合った具体的行動計画をそれぞれ策定し,これを遵守します。