【宮城いきいき学園】石巻校の様子

 今回ご紹介するのは、東松島市コミュニティセンターで、日々自己研鑽に励む石巻校の様子です。

講義の様子

 7月23日(水)、東松島市コミュニティセンターで学習が行われました。
 午前は学年別の講義、午後はクラブ活動でした。

 1年生教室の講師 菅原 弘樹 氏

 2年生教室の講師 水戸 一志 氏

1年生の教室「郷土の古代史」

 1年生の教室では、奥松島縄文村歴史資料館の菅原氏から、「貝塚からみる縄文人の暮らし」について講義を受けました。
 貝塚についてはもちろん、貝塚の特徴から読み取れる縄文時代の人々の生活や文化、災害の痕跡などを教えていただきました。

 講師の話に聞き入る姿 

  講師の熱のこもった話に、学園生もさらに古代史に対する学びの意欲を深めました。
 外気温が高い中でも、真剣に講義を受ける姿がかっこいいですね。

2年生の様子「くらしと川柳」

 2年生の教室では、「米」をテーマにした川柳を基に、川柳宮城野社の水戸氏から正しい川柳の詠み方や歴史について説明を受けました。
 学園生が詠んだ川柳を講師に評価していただきながら、日々の暮らしの中にある自分たちの喜怒哀楽を表現する川柳について、深く学ぶことができました。

 実際に川柳を詠む姿
 

 講評を聞いてニッコリ
 

クラブ活動の様子

 クラブ活動は、人と人との絆づくり・人間関係の醸成を目的として、
 1・2年生が一緒に活動します。

調理クラブ

 調理クラブは、各々が協力して講師に出されたお題の料理を作ります。

 のりを巻く姿
 

 出来上がったら一緒に食べます
 

 実際に出来上がった料理がこちら

・飾り巻き寿司
・おくずかけ
・甘酒シャーベット

 お祝いやおもてなしに作られることが多い華やかな飾り巻き寿司に、宮城県の郷土料理である旬の野菜を細かく切って茹でトロミをつけたおくずかけ
 仲間と協力して作り、それを一緒に食べると、よりおいしさが増します。

茶道クラブ

 茶道クラブは、2名の講師からお茶の作法を教えてもらいます。
 日本人らしい奥ゆかしさや常に相手を思う作法に、学園生も楽しく学ぶことができています。

 一人ひとりへの丁寧な指導

 茶碗に見入る姿

 お茶、掛け軸、お花、茶器、茶杓、お菓子等、道具の説明や扱い方、繊細で優雅な所作を一人ひとり丁寧に教えていただきました。
 講師から「覚えるのではなく、目で見て耳で聞いて、同じように動いてください」という言葉をかけていただいて、学園生も集中して学びを深められました。

太極拳クラブ

 太極拳クラブは、講師の動きを手本に、学園生も真似をしながら太極拳の動きを覚えていきます。
 ゆっくりした動きで足腰が鍛えられます。

 講師の真似をする姿

 流れるように動く様子

 太極拳の流れるような動作がとても美しいです。
 ぜひ一緒に体験してみたいですね。

学園生の声

・今まで家の中での調理を手伝ったことがなかったもので、少しでも勉強しようと思い入部しました。

 

・茶道クラブに入りましたが、問題は正座です。案の定大変でしたが、椅子の使用もよいということでしたので、安心して茶道に集中できます。

 

・ゆっくりした動きで、精神を統一しながら行う太極拳は奥が深そうでますます習うのが楽しみになりました。

 
 どのクラブも、皆さんいきいきとした活動が見られます。
 その充実感を、もっと共有したいです。

 

 以上が7月の石巻校の様子でした。

 これからも、学園生の皆さんに仲間とふれあいを深め、明るく楽しい充実した学園生活を送ってもらえるようにしていきます。

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