【宮城いきいき学園】石巻校の様子

 今回ご紹介するのは、矢本東市民センターで、日々自己研鑽に励む石巻校の様子です。

午前の様子

 令和8年1月14日(水)は、矢本東市民センターで学習が行われました。
 午前は学年別の講義、午後は学年合同で健康実践講座を受けました。

1年生の教室「延ばそう健康寿命」

 1年生の教室では、講師の 薄井 愛 氏から、健康寿命について講義を受けました。
 実際に体を動かしながら、筋肉や関節の柔軟性を維持・向上させ動作範囲を広げるためのストレッチングや、筋力トレーニング、身体機能を維持するための口腔ケア体操などを丁寧に教えてもらうことができました。

 健康寿命とは、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間のことです。健やかな生活を続けるためには『栄養・口腔ケア』『身体活動』『社会参加』が重要で、口腔機能が低下するとその他の身体機能も低下しやすくなるそうです。
 「ウォーキングだけでは筋力が減少する」という薄井氏の言葉から、学園生はずいぶんと驚かされました。それまでは「なにかしら運動を続けていれば筋力は衰えない」と思っていた学園生もいたそうです。
 家事の隙間時間やテレビを見ながらでもできる筋力トレーニングや、ストレッチングを組み合わせて行うことの重要性を、今回の講義で学ぶことができました。
 日常の活動などが制限される前に、健康と体に良いことを始める大切さがよくわかる講義でした。

2年生の様子「動物と冬越し」

 2年生の教室では、宮城学院女子大学教授の 田中 一裕 氏から、動物たちの冬越しの工夫について詳しく教えてもらいました。
 恒温動物と変温動物の違い、それぞれの寒さ対策、低温生物学の応用など、動物が寒さに耐える仕組みをわかりやすく解説してもらいました。

 恒温動物は、主に哺乳類や鳥類のことで、環境温度にかかわらず体温を一定に保つことができます。対して変温動物は、爬虫類や両生類、魚類などが該当し、環境温度の影響を受けて体温を変動させます。
 汗をかいたり鳥肌を立てたりして、自力で体温を安定に保つ恒温動物とは違い、変温動物は外気温が下がると反応が鈍り、筋肉が動かなくなるので活動ができなくなります。
 その2種類に分類される動物の中で、凍る箇所をコントロールして細胞を守る動物や凍っても死なない動物がいること、それらの動物を対象にNASAでも研究を重ねられているそうです。将来的には人間にも応用し、宇宙開発や宇宙移住にまで及ぶというロマンあふれた説明を受けることができ、学園生にとってとても満足度の高い講義になりました。

午後の様子

健康実践講座『レクリエーション②』

 午後は1・2年生合同で活動しました。石巻地区レクリエーション協会会長 木村 博 氏から椅子に座ったままでできる、脳トレも含まれたレクリエーションを教えてもらいました。

 1・2年生が交流しながら、脳や手指を動かして日頃の疲れを癒し、心身ともにリフレッシュすることができました。「意外と脳トレが高度だった」「笑えることが多く、心と体のリラックスにつながった」と学園生の皆さんからの感想も好評でした。
 体を動かすのに苦手意識がある方でも「体と頭とチームワークが組み込まれているから、すごく楽しい」と言ってくださいました。
 1年生も2年生も、童心にかえった気持ちで素敵な笑顔があふれていました。
 最後は木村氏のギターの演奏で、学園生の皆さんで声を合わせ歌い、活動を終えることができました。 

 

 以上が1月の石巻校の様子でした。

 これからも、学園生の皆さんに仲間とふれあいを深め、明るく楽しい充実した学園生活を送ってもらえるようにしていきます。

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