【宮城いきいき学園】登米・栗原校の様子

 今回ご紹介するのは、登米市迫公民館で、日々学びを深める登米・栗原校の様子です。

 9月24日(水)、迫公民館で学習が行われました。
 午前は学年別の講義、午後はクラブ活動でした。

講義の様子

1年生の教室「くらしと法律」

 1年生の教室では、石巻公証役場の松田 淳一氏から、遺族に残された遺言や手続き問題、成年後見制度などについて詳しく教えていただきました。

 熱心に講師の話に聞く学園生

  講義を聞き終えた学園生は、公証役場の有用性や公正証書遺言、任意後見契約など、詳しく学ぶことができました。

学園生の声
「今まで色々勉強してきたが、あやふやだった部分が理解できた。」
「もっと話を聞きたかった。」
「今日の講義は大変為になりました。」
「大変貴重な話で、もっと早く知りたかったと強く感じた。」
 

2年生の様子「フレイル予防について~地域活動を通して~」

 2年生の教室では、宮城大学看護学群の小野寺 悦子氏から「社会的、身体的、気持ち」の3要素について、その重要性を詳しく説明していただきました。
 フレイル予防の説明とともに、時には実技を交えながら楽しく学ぶことができました。

 体操やゲームを交え、講義を受けた学園生にとって楽しく、かつ分かりやすい講義でした。
 日頃の運動不足が身に染みたり、これからも元気に過ごせるように食事のバランス面でも気を付けていくことを改めて確認したりと、学園生にとって有意義な講義となりました。

学園生の声
「コグニサイズが特に楽しかったです。学園を卒業してもボランティア活動をするとき是非取り入れたいです。」
「笑いがありとても良い時間を過ごせました。元気をもらえる時間でした。」
「努力すれば予防できると知りました。」
「これからは今回学んだことを生かし自分の人生を大事に生きたい。」

 

クラブ活動の様子

 クラブ活動は、人と人との絆づくりや人間関係の醸成を目的として、
 1・2年生が一緒に活動します。

​ また、今回で5回目のクラブ活動でしたが、今年度最後の活動だったこともあり、各クラブに所属する学園生から惜しむ声が多かったです。

ヨガクラブ

 ヨガクラブでは、呼吸、動き、気持を大切にし、講師の心地よい声に合わせて身体をほぐし、心と体を整えます。

  クラブ活動で初めてヨガを体験した学園生もいましたが、身体の節々が伸びる実感を得たり、身体も心も軽く晴れやかな気分になりました。

茶道クラブ

 茶道クラブは、2名の講師からお茶の作法を教えてもらいます。
 日本人らしい奥ゆかしさや常に相手を思う作法に、学園生も楽しく学ぶことができています。

 「茶は心」ということで、日常生活に通ずる茶道の作法などを教わりました。
 茶を点てお客に差し上げたり、自身がお客として茶をいただいたりと、作法の一つ一つを意識し、楽しみつつも美しい所作を目指します。

絵手紙クラブ

 絵手紙とは、身近な花や野菜などを描き、相手に伝えたい気持ちを短い言葉にして添えて送ることです。絵の美しさよりも、心や気持ちのやりとりを大切にするアートです。

 難しいテーマが多いなか、上達に悩む学園生は講師から「数をかくことで上手になる」という言葉を励みに、これからも親しみをもって続けていきます。

各クラブの学園生の声

・ヨガの呼吸法で頭も心もリラックスできて良かったです。(ヨガクラブ受講生)
・茶室に入るところから心を茶道に向け、畳に向かうことがこれからの自分に新しい挑戦を向ける。(茶道クラブ受講生)
・こんな風に絵を描き、それに沿った文字を書く。そんな時間を持てたのはとても嬉しかったです。(絵手紙クラブ受講生)

 
 どのクラブも、皆さんいきいきとした活動が見られます。

 

 以上が9月の登米・栗原校の様子でした。

 これからも、学園生の皆さんに仲間とふれあいを深め、明るく楽しい充実した学園生活を送ってもらえるようにしていきます。

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